気持ちを伝える事というのは、大変難しいと常々感じています。
ストーレートに伝えなければ伝わらない事も沢山あるのですが
使う言葉や言葉の良い方を誤ると
伝わる事も伝わらなくなります。
反感も持たれる事もありますね。
亡き母からよく言われた言葉があります。
「口から出た言葉は味方も作れば敵も作る、
だから腹が立った時ほど、一つ唾を飲んでからしゃべりなさい」
なんとも深い言葉です。
いまだになかなかできません。
亡き母も、御舅さんから言われた言葉らしいです。
「気に入らない言葉を言われても、自分の為に行ってくれている言葉ととらえて、
聞く耳を持ちなさい。絶対に自分の為になるから。」
人生の先輩達は色んな修羅場をかいくぐり生きてきたんですものね。
その言葉には深い深い意味があると感じています。
聞く耳を持つか持たないかで、大きな差が出ると思っています。
すぐに、行動にはできなくても心に留める事で
いつかきっと役に立つ、自分を助けてくれるとも思っています。
忙しさにかまけて、きつい言葉遣いになっていたり
眉間にしわを寄せていたり、反省反省です。
自分に余裕がなくなれば、強い口調になってしまうし
八つ当たりもしがちになります。
そんな時はなるべく別な事を考えるようにしています。
「今晩は何を作ろうかな?」とか
「録画したあのドラマを今日見よう」とか
冷静になれば、腹の立っていたことも結構ばかばかしい事だったりします。
いつも、平常心で冷静で居たいものです。